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2006年 10月 09日
20回目の鈴鹿、そして最期の鈴鹿。
そんな中で開催された日本GP。今回は生観戦! 観戦場所に選んだのはスプーン。サーキットで最も遠い観戦場所!ゲートをくぐってから歩く事約1時間! 見晴らしのいい場所を確保。200Rからコーナーへの侵入、西ストレートへの立ち上がりを望む場所です。 そして、鈴鹿ラストランとなるM.シューマッハがやってくれました。 公式予選、第2ピリオドでコースレコードを記録、今までの記録がJ.トゥルーリの1分30秒281でM.シューマッハは1分28秒959!なんと1秒弱も縮めています。 これが第3ピリオドで出てればポールポジションだったのに…。 予選結果は、F.マッサ、M.シューマッハ、R、シューマッハ、J、トゥルーリ、F.アロンソ、G.フィジケラ、J.バトン、R.バリチェロ。 フェラーリ、トヨタ、ルノー、ホンダと奇麗に並びました。 トヨタとホンダが意地のトップ10入りを果たし、K.ライコネンがまさかの11位。 スーパーアグリの2台がグリッドエンドを固めるのは毎度の事w まぁ、去年の状況を考えればグリッドに並んでいるのが奇跡ですから。 そしてレーススタート。 F.マッサが好スタートを切り、それにM.シューマッハも追従。 その後方ではF.アロンソがあっさりとトヨタの2台を抜いて3位へ。K.ライコネンも9位までポジションをアップ。 その数周後のホームストレートでM.シューマッハがF.マッサを抜いてトップへ。 ペースをあげて逃げるM.シューマッハ! しかし! 35周目… 遠くの方から悲鳴に近いざわめきが聞こえ、200Rから最初に見えたマシンはルノー、F.アロンソだ! しかし、その後に続いてきた赤いマシンは…F.マッサ! トップを走っているはずのM.シューマッハのマシンが来ないのだ! 慌ててラジオを聞いてみると、2回目のピットインを終えてコースに戻り、ダンロップあたりでスローダウンしてデグナーでストップ、ファンやオフィシャルに手を振りながらマシンを降りたという。 なんということか…マシントラブル!! 鈴鹿でM.シューマッハが優勝、F.アロンソが2位だったとしてもブラジルGPでF.アロンソを3位以下に抑えれば8度目のワールドチャンピオンだったのに…。 これでブラジルGPで優勝し、F.アロンソがノーポイントにならないとM.シューマッハのワールドチャンピオンはなくなった。 逆にF.アロンソにしてみれば、8位(1ポイント)でワールドチャンピオンになれるということだ。 M.シューマッハがトップでなければリタイヤしてもワールドチャンピオンだ。 レース後、M.シューマッハはギブアップともとれるコメントを残している。 「ライバルがリタイアすればいいなんて願いながら、レースをしたくないしね。そんなやり方でタイトルをとってもうれしくないよ。」 スポーツマンらしいコメントだが、最期まであきらめて欲しくない。勝利への執念、勝利への貪欲さ…勝利する喜びを次世代のドライバーたちへ魅せるためにも……。 結果は、F.アロンソの圧勝。2年連続2度目のワールドチャンピオンへ王手。 2位にF.マッサ、3位にG.フィジケラとフェラーリを突き放すルノーの1-3フィニッシュ。 大声援を受けた佐藤琢磨は15位と健闘。 スプーンでスピンした山本左近は17位とスーパーアグリの2台は見事に完走。 こうして最期の鈴鹿が終わったワケですけども、やっぱ寂しいですね。 まぁ、また鈴鹿でF1が開催される事を楽しみにしましょう。 次戦はブラジルGP! メークミラクルなM.シューマッハの逆転チャンピオンはあるのか!? おまけ レース終了後に回収されたM.シューマッハのマシン
by sugi_kaz
| 2006-10-09 16:42
| F1ネタ
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