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2005年 05月 30日
K.ライコネンの悲劇!この一言でしょうね。
オープニングラップから常にトップを走り、レースを支配していたK.ライコネン。 50周目あたりから右フロントタイヤの挙動が怪しくなる。ニュルブルクリンクサーキットは高低差が激しく、タイトなコーナーも多い。そのためフロントタイヤに大きな負担がかかるのだ。 そんな状態で、ルノーのF.アロンソを抑えながらの走行。じわじわと追い上げられ、50周目で約5秒の差が開いていたが、ファイナルラップ突入寸前で約2.5秒差にまで詰め寄られる。 そして、ファイナルラップ・・・ 最初のコーナーへのブレ―キングを開始した瞬間、K.ライコネンのマシンの右フロントサスペンションがついに悲鳴をあげ、はじけた。 そしてマシンコントロールを失いコースアウト。無念のリタイヤ。 スペイン・モナコと連勝し、勝利も目前だっただけに肉体的ダメージより精神的ダメージのほうが大きいだろう。いかに59周中58周をトップで走ってもチェッカーを受けれなければノーポイントなのだから・・・。 結果、F.アロンソが優勝、N.ハイドフェルドが2位、今季初表彰台のR.バリチェロが3位となった。 今シーズンのチャンピオン候補、F.アロンソとK.ライコネンの明暗が分かれる形となった。 BARは途中からペースが上がらず、周回遅れにされてしまう走り。おそらくエンジンの調子が悪かったんだろう・ 次戦のカナダはフレッシュエンジンなので期待しよう。
by sugi_kaz
| 2005-05-30 09:33
| F1ネタ
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