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2005年 12月 18日
先日の京都オフのオフレポは誰かがあげてくれると思いますので、横綱ラーメンで話題になったアノことの真相を書こうと思います。
それは・・・ヌードデッサンについて。 今回はクソまじめな話です。 私はかつてデザイン系の専門学校に通っており、全学年において「デッサン」の授業が必須でした。 そんなデッサンのモデルとしてヌードデッサンというものがありました。ええ、裸の女性を目の前にしてデッサンをするのです。 一糸纏わぬわけではなく、NGゾーンは布で隠されるものの18~22歳のお年頃の男がアレを自制するのがなかなかキビシいモノがありましたw しかし、そんなヌードデッサンも回を重ねると慣れてくるのです。 「裸の女性」ではなく「ただのモチーフ」に見えてくるのです。 デッサンの本質は「モノの質感と立体感を表現する」ことなので女性のやわらかい肉質とか色んな部分のボリュームをうまく描きたい、表現したいと思うようになっていくるのです。もはや邪念は存在しないのです。 デッサンの基本は「線」です。ただの線だと「硬い」ので何本を引くことでやわらかさや立体感を表現するのですが、これがなかなか上手く描けないんです。最初の頃はものすごく硬そうな胸になってヘコんだこともありました。 それでも学年も進み最後のヌードデッサンの授業の時には、それなりにやわらかそうな女性を描くことができました。 デッサンの先生いわく「2~3年でヌードデッサンはマスターできない。今まで多くの芸術家たちがヌードをモチーフにさまざまな作品を残してきたが、どれもこれも満足の作品にはなっていない。ヌードとはそれほどまでに難しいモチーフなのだ。」と。 多くの芸術家が女性の裸体をモチーフした作品が多いのはこういう意味があったのか・・・と一つ勉強になったのでした。 今、描けって言われたら邪念で描けないだろうなぁ・・・w
by sugi_kaz
| 2005-12-18 22:23
| 日々の雑感
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