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2006年 11月 09日
鈴鹿サーキット・・・。
中学生の頃からF1を観始めた私にとっては「テレビの中のサーキット」。 4年前からF1日本GPを生観戦するようになった私にとっては「フェンスの向こうのサーキット」。 そして・・・。 2007年11月8日(水)。 清々しく晴れ渡った天気の中、25台ものアクセラが集まってくれました。 このオフを企画した時は、平日ということもあって10台も集まれば上出来だと思っていたのですけど、東は埼玉、西は佐賀と日本全国から集まってくれました。 軽く自己紹介を済ませて、運命のスターティンググリッド抽選会。 1番から25番までの数字の書かれた紙を引くだけのシンプルな抽選。これほど公平なグリッドの決め方もありますまいw 会場にいる23名のドライバーの方がくじを引かれたあとに、残った2枚から私は3番をゲット。 残った22番はご家族を迎えに行ったヤンヤン氏のグリッドに決定しました。 そして、15時30分。 サーキットの正面駐車場を出て、交通教育センター横の9番ゲートから入場。わずかな距離とはいえ25台のランデブー走行は圧巻でしたw そのまま道なりに進み、レーシングコースをくぐってつきあたりにあるNパドックに到着。駐車場が広い!w このNパドックは最終コーナーからホームストレートを望む絶好の位置でした。 やがてマーシャル(イトウナオキさん)が登場。 話の中身を要約すると・・・ ・ゲームで走る鈴鹿と実際に走る鈴鹿の違いを感じて欲しい。コースの高低差、体にかかるGなど。 ・ゆっくり走ります。 あとは諸注意がありました。 そしてくじ引きで決めた順番通りに隊列を組みなおしてコースイン。 ホームストレートに入ったとたん全身に鳥肌が・・・。ステアリングを握る手が、アクセルを踏む足が震えています。 各車グリッドにアクセラを停めて記念撮影会。 このとき、気づきました・・・。 中学生の頃から観ていたF1日本GPの鈴鹿サーキットに抱く『憧れ』は、ただレースを観るだけではなく「自分でクルマを運転して走ってみたい」、そんな『夢』だったのではないかと・・・。 今日は長年密かに抱かれた『夢』がかなった日となったのでした。 コース上に先ほどのテスト走行していたマシンが全車ピットを入り、コースシグナルがグリーンに。それと同時にマーシャルの方から 「スタートまで3分!」との声が。するとピットの表示板にも「3」の文字が!粋なはからいです。 写真撮影会の間、みなさん走る走るw自分の車はもちろん、全体的な絵が欲しいと真ン中のグリッドからポールポジションの位置まで走ってきたりと大変そうでしたw そして・・・「スタートまで1分!みなさん乗車してください!!」とのお声が。 表示板のカウントダウンが始まり、なぜかエンジンをふかし始めるマーシャルカーw 先ほど「ゆっくり走りますから」とか言ってましたよね?w そしてシグナルグリーンでスタート!たかがパレードランには過ぎたる演出!!wすげーよ! アクセルを踏み込む瞬間は目頭が熱くなりました。自分の愛車で『夢』だった鈴鹿を走れるなんて。 確か・・・ゆっくり走る・・・ですよね??w あれ?1コーナーの進入速度が60km/hなんですけど?w 以降、写真が無いのは「運転を楽しむこと」に集中したかったので。 2コーナー、S字とクリアして逆バンクへ。 この逆バンクはコーナリング方向(左)よりも外側(右)の方が傾斜角が若干低い(逆に言うとコーナーの内側が外側より高い)ので、遠心力が他のコーナーに比べてスゴイかかります。もう、これは文で書くよりも実際に体感していただいた方がよく分かると思います。 ダンロップ、デグナーを駆け抜け、立体交差をくぐると、今年の日本GPで37周目にトップ独走だったM.シューマッハがトラブルによりマシンを停めた場所が・・・。 ヘアピン、200R、スプーンとクリアしバックストレート・・・ん?80km/h!?「ゆっくり」なのか?w 130Rを高速でクリアしてシケインへ。テレビで見るよりすごいです。ここをF1マシンで駆け抜けていくのがすごいな・・・と思えるくらいキツイコーナーです。 もちろんワザと縁石の上を通過。みんな同じ事をやったらしいw そして2周目へ。 最終コーナーの立ち上がりからマーシャルカーのペースが・・・!みるみるうちに前との差が開いていきます・・・うお、速っ!!!w 前に追いつこうとアクセルを踏み込み、メータを見ると120km/h!?どこが「ゆっくり」やねん!とツッコミながらもやっぱりこうでなくちゃ・・・とワクワクしてましたw かなりの高速でダンロップまでをzoom-zoom♪と駆け抜けると・・・あれ?5番目以降がついてきていません。 でも、ペースは緩まることはなくスプーンコーナーを100km/hで駆け抜けていきます。サーキットの路面はグリップが良いのでかなり粘ります。その分タイヤが「削れ」ますけどね・・・。 シケインをクリアして「はぁ、もう終わりか・・・」と思ったら、あれぇーーー!?最終コーナーをものすごい勢いで駆け抜けてるよw なんと3周目!!これはラッキー。 3周目も衰えないマーシャルカーのペースに喰らいつき、3位チェッカーw(・・・って、追い抜き禁止だから当たり前ですが)。 ピット裏のパドックにアクセラを停め、開口一番、 「気持ちよかったー!」 みなさんも降りてくるなり興奮気味に、あのコーナーで何km/hだっただのやっぱりゲームより下り傾斜があっただのまた子供のようにはしゃいでいました。 そんな話の中に「バックストレートで160km/h出した」なんてのも聞かれました。 みなさん、それぞれ好きなようにこの鈴鹿のパレードランを楽しんでくれたようでした。 今回のパレードランを先導してくれたイトウナオキさんはとてもオチャメな方でした。 そして重大な事実をカミングアウト。 1周目は「コーナー60km/h、ストレート80km/h」、2周目は「コーナー80km/h、ストレート100km/h」で走ったとのこと。 どおりで速いわけだw また、シメの際「帰るまでが遠足です」や「この機会にですね、鈴鹿サーキットそしてこのイトウナオキのファンになってくれたら嬉しいです」などのトークで場を盛り上げてくれました。 次のパレードランの時も指名しましょうか?w その後、余韻の残るみんなを引き連れて再び集合場所の駐車場へ戻り、オフ会終了。 みなさん本当に大満足されたようで、しばらくは話の熱が冷めませんでした。 いやー・・・車いじりなオフもいいけど、こういうイベントのあるオフもいいですね。 最後になりましたが、 マーシャルのイトウナオキさん、鈴鹿サーキット大阪営業部の阪田さん、いろいろとありがとうございました。 次回もまた、よろしくお願いしますw 参加された皆様、本当にお疲れさまでした。 幹事としていたらぬところが多々あったかと思いますが、皆様のご協力で事故も無く無事にオフを成功させる事ができました。 ありがとうございました。
by sugi_kaz
| 2006-11-09 19:53
| 鈴鹿サーキットパレードランオフ
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